SEO対策をわかりやすく説明するよ。GoogleやYahoo!、楽天やAmazon等に共通する考え方

SEO対策をわかりやすく説明するよ。GoogleやYahoo!、楽天やAmazon等に共通する考え方

この記事について

記事執筆の理由

こんにちは。
じょせふです。
EC・WEBコンサルタントのじょせふと申します。
現在はフリーランスでコンサルタントをしております。
最近嬉しいことに問い合わせを多くいただいているのですが、、、
一方でどうやらSEO対策が間違って広まってしまっているのではないかと感じています。
そこで今回は”そもそもSEOとは何なのか”・”よくある間違い”・”考え方”をお伝えします。

本記事の前提と得られるもの

本記事では、商材やモールかどうか、コンバージョンの定義に関わらずいわゆるSEO対策全般に通じる考え方を扱います。
オススメの読者層としては、SEOをこれからやるぞって人です。
本記事で扱うSEOとは、GoogleやYahoo!のSEO対策に限らず、楽天やAmazonなどのモール系SEO対策も含めた本質的な部分です。

これからSEO対策始める人にとって、”SEO対策”の正しい理解を得て、方針を決めることができるようになるかと思います。

SEO対策をわかりやすく言うと

SEO対策とは簡単に説明すると、検索エンジンに対してコンテンツ内容を適切に伝える方法です。
SEOとはそもそも”serch engine optimization”(検索エンジン最適化)の略です。
文字からわかる通り、本来の意味でのSEOとはコンテンツを検索エンジンに合わせることです。

最適化のイメージ

例えば、英語のネイティブスピーカーとコミュニケーションをとる場合、適切に伝えようとしたら英語を使って話しますよね。
最適化とはこのように、伝える相手に合わせて、伝わりやすいようにすることです。
上記例の”英語のネイティブスピーカー”⇒”検索エンジン”と置き換えると、SEOでいう最適化のイメージがわかるのではないでしょうか。

よくある間違い

ここからが本題です。

SEO対策を求めて、依頼をいただくケースが比較的多いのですが。。。
非常にありがたい反面、大きな認識違いをされていることが多く、正直ご期待に応えられないという話をさせていただいております。

そこでよくある間違いを下記にまとめました。

当てはまってるかも。。と感じた方は「そもそも今考えてるSEO対策」が適切なのか考え直してみましょう。

 

SEO対策をすれば順位が上がる

これは違います。
繰り返しですが、SEO対策とは検索順位を上げる方法ではなく、検索エンジンに適切に情報を伝える方法です。
そのため、仮に検索エンジンに適切に情報を伝えてたとしても、上がらないページはどうしたって上がりません。
「Googleはユーザーが求める情報を」

「モールはユーザーが欲しい商品を」

上位に持ってくるのが基本のロジックですので、それとずれている場合には上げようとしたって無理です。

ここの検証をせずにSEOをやると、徒労に終わる可能性があります。

無理やりということもできなくはないですが、、、

こういった提案をしてくる業者は吹っ飛ぶリスクをわかっていながら提案するという点で、明らかに不誠実ですので避けてください。

好きなキーワードで順位を上げられる

これもあり得ません。
検索エンジンの基本のロジックはユーザーが求める情報を適切に表示させることです。
ユーザーが求める情報とコンテンツにズレがあると、どんなに検索エンジンに適切に情報を伝えても、検索順位が上がることは期待できません。
たしかに小細工をして一時的に上がることはあり得ますが、アップデートにより対策をされていきますのでいずれ吹っ飛びます。。。

SEO対策は難しい

これも違います。
もちろん戦略レベルから検討するとなると簡単ではないですが、”最適化させるだけ”であればそこまで難しくないです。
最悪、meta情報とタイトル・見出しタグを適切に入れておけばそこまで劣勢にはならず、

後はコンテンツが優れていればOKです。

SEO対策の簡単な手順

詳細は別記事で書きますが、簡単にSEO対策をするうえでの手順を記しておきます。

1.キーワードを選ぶ

どのキーワードで順位を上げるべきかを考えます。
目的によって選び方は無数にありますので、比較的キーワードのわかりやすいECでは下記のような判断で進めることが多いです。
ECサイトの場合には(1)検索ボリューム・(2)コンバージョンに繋がりやすいかの2軸で判断します。

(1)検索ボリューム

・自社サイトの場合にはGoogleキーワードプランナーをお使いください。キーワード候補と検索ボリュームがたくさん出てきます。

・モールの場合には工夫が必要です

例えば商材がスニーカーなら下記の手順で進めます。

1.主要なキーワード(スニーカー、運動靴など)をリストアップ

2.サジェストをピックアップ

3.売れている規模確認(ツール使いましょう。)

※担当営業に聞いてみるのも手

(2)コンバージョン率

楽天、Yahoo!、Amazonなどの場合は数値取れます。

自社の場合は残念ながら取れなくなってしまったので、リスティング広告を活用してテストしましょう。

2.問いを作る

Googleの場合にはキーワードからユーザーがなにを求めてググっているかを考えましょう。
主観も一つですが、現状で順位が高い=ある程度、コンテンツが適切と想定できるので競合記事からイメージしてみるのも良いやり方です。

3.答えを作る

ほぼ問いをつくる段階と同様です。
ユーザーが求めている情報・ECの場合には欲しい可能性が高い商品こそが、ユーザーの求める答えです。
ここを外さなければ、細かなSEO対策テクニックをほぼやらなくても順位は上がる可能性が高いです。

4.コンテンツを作る

問いと答えがわかれば後はコンテンツを作るだけです。
実はコンテンツを作る前に6~70%くらいSEO対策は終わってます。
目次を作って、わかりやすい構成になっていれば、後は丁寧に作りこむだけなので。

ECモールの場合はGoogleと異なり売上が重要なので、広告の力を借りて売上を溜めましょう。

一般的に費用対効果が良いので、まずはRPPなどの検索連動型広告が良いです。

5.設定を最適化する

自社の場合、見出し(h2タグなど)を間違えずに入れることくらいです。
加えて、meta情報などのググれば出てくる基本情報を間違えずにやっておけば良いでしょう。
出回っているSEOテクニックはほぼここのフェイズの話なので、ぶっちゃけると重要度はそこまで高くないです。。。

ECモールの場合、

各モール共通して商品名が重要です。

ガイドラインに沿って、語順を整え、キーワードを入れましょう。

6.1~5を繰り返す

記事を1つ作って終わりではありません。
例えば、「スニーカー」というキーワードならば、「スニーカー メンズ」「スニーカー ランキング」などの複合キーワードに関する記事も量産&リンクを張ってツリー構造にすることでページの価値を上げていきましょう。

まとめ

SEO対策の基本的なイメージをお伝えしました。
どのキーワードでどんなコンテンツ・商品を上げていくべきかが最も重要で、SEO対策用の設定は優先度が下がります。
※よくあるパターンとして、露出が増えれば需要はあるはずと思いこんでいるクライアントさんがちらほらいらっしゃいます。
しかしGoogleも、Yahoo!も、Amazonも、楽天も実績(事実)を前提に順位を付けています。
なのでSEO対策(最適化)をさせてもそもそも実績(事実)がなければ評価されません。
需要を掘り起こすためには、現在の需要に合わせてアクセスを稼ぎ、回遊させることで露出を増やしていきましょう。

追記:じゃあコンサルタントって何すんねん

コンテンツの精査もせずに、「できます!順位あげます!」ってコンサルは信用しないようにしましょう。。。詐欺です。笑
ちなみに下記くらいは少なくともやってくれるコンサルタントが良いかなと思います。