新小売モデル と 現実店舗がECをやることの決定的な違い

新小売モデル と  現実店舗がECをやることの決定的な違い

中国で絶賛、加熱中のリテールビジネスモデル。

それがこの記事にもある新小売(ニューリテール)。

新小売を簡単に言うと、

各地にあるスーパー等の店舗に配送拠点とショールーム機能を持たせた通販モデル。

ユーザーはネットで買っても良いし、

現地に行ってものを選んで帰宅してから発注しても良い。

もちろんその場で買うのもOKだ。

新小売のなにがそんなメリットなのか。

◆配送拠点

ユーザー目線⇒物流倉庫から来るのに比べて、到着が早い。

事業者目線⇒物流コスト不要。

◆ショールーム機能

ユーザー目線⇒気になれば見に行くという、ECでありがちな歯がゆさがない。

事業者目線⇒配達は大抵、事業者でやることになるので、ECに人を流しやすい。例えば会計でもECでの手配、配達を積極的に促す仕組みになっている。

本質的には実店舗がECをやるのとは違う。

この違いはLTVへの戦略の有無にある。

大抵、実店舗事業者がECへ取り組む場合、その狙いはターゲットの拡大にある。

EC市場への進出はその市場規模から考えてみれば自然な流れだ。

しかしアリババなどが推し進める新小売の狙いは少し違う。

そこにあるのは顧客接点の構築を目的としたマーケティング施策。

それぞれ解説すると下記の通りだ。

・実店舗持ちEC⇒リアルの売上とECの売上は切り離して分析、マーケティングを行う。または統合して分析するが、マーケティング手法はもちろん異なる。

・新小売(ニューリテール)⇒リアルもECへせっきょくてに流すことで、データを一元化し、さらにその後のマーケティング施策もDM等に比べ、個別最適化して行う。

このように

ECを軸としたマーケティング施策のための小売戦略が垣間見えるのが実店舗持ちのEC事業者との決定的な違いとなっている。

関連記事