メンタルヘルス問題 論理的に解決策考えてみた。

メンタルヘルス問題   論理的に解決策考えてみた。

メンタルヘルスの話題はなかなか困難なのが実情です。

メンタルヘルス対策を担当されている方や被害者、加害者になってしまった人にとって有意義な論理な解決のための施策の検討をしてみようと思います。

なお前提として、確信犯としてのハラスメントプレーヤーは病気なので今回は扱いません。

メンタルヘルスを因数分解してみる。

メンタルヘルスと一言にまとめても実情は大きく異なります。

個別事情要因があまりに多すぎるため、結果から考えた対処療法的な手法では限界があるかと思います。

あれやっちゃだめ、これやっちゃだめ、相手の気持ちを察して、、、、

啓蒙活動したって結局どちらも人間です。

相性悪かったら、どうしたって潰してしまう状況がある。

そこでメンタルを分解して、論理的にどうしたら解決できるのかを検討してみます。

残体力=(被害者体力+リフレッシュ)―(ダメージ×被害者変数)

  • 残体力とは、個人の残りのヒットポイント。これがマイナスになったらうつ病等の精神疾患になったということ。
  • 被害者体力とは、元々被害者が持つメンタルヒットポイント。
  • リフレッシュとは、外的要因による体力回復要素。恋人できたとか、宝くじ当たったとかなんでも。個人の回復力もここにいれます。
  • アクションとは、被害者に対しての働きかけ行動。必ずしもダメージのみではなく、プラス要因もありうる。
  • 被害者変数とは、アクションによって変化する関数。アクションに対する被害者の受け取り方です。

この公式は例えばこういうこと。

彼女ができたじょせふ君がいます。

本人の性格は大雑把で感情的な会話が多い。論理は苦手。

上司はロジックを愛する機械人間。部下の成長に力を入れている。

じょせふ君は上司がめちゃくちゃ苦手。

上記の想定では下記の式が成り立つ。

(じょせふ君体力1000+彼女200)―(上司アクション100×じょせふ君苦手関数50)=残体力700

残体力をじょせふ君の体力に代入して何度か繰り返すと、メンタル不調になる。

受け取り手の関数が強すぎてコントロールできない。

言いたいことはこれです。

受取り手、被害者変数をどう把握するかがキモとなる。

ここがブラックボックスだと、永遠にメンタルヘルス問題はいたちごっこ。

では被害者変数をどう解明する?

ここも分解してみましょう。

被害者変数=行為者印象 + 周囲の人間関係

行為者印象とは、被害者が行為者へ抱く感情のこと。好きだとか嫌いだとかそんなの。

人間関係とは、その場にいる他の人との人間関係。

ここまで分解すると答えが出る。

  • 行為者印象について

行為者印象のコントロールは正直難しい。発言者自身がそれでストレスを抱えてしまったら負の連鎖だ。

そうではなく、行為者に対する感情を定量評価して把握しておけば良いのではないだろうか。

たとえばこんなサービスがある。

観客の感情を数値化するシステムだ。

こんなサービスを使い、経過観察をしておけばメンタルヘルスへの効果はあるのではないかと想定される。

常にマイナス感情なら人員配置を変えるべきだし、特定の行為者がマイナス感情を持たれるなら解雇とかね。

  • 周囲の人間関係について

こちらは組織が大きくなればなるほどコントロール可能だ。人材としてもこの点のプラス要因をひとつの評価軸としても良い。

仕事ができるできないのみではなく、サポーターとしてのプラス要因になる人間の再評価により、組織としての健全性を高められる。

以上のように被害者変数の分解で論理的に答えはでる。

論理的にどうすれば、メンタルヘルス問題の解決策が導き出せるか考察してみた。

結果、被害者変数を分解し、行為者印象と人間関係の定量評価が有効だということがわかった。

ロジックはロジックでしない。

論理は論理。

たしかにそうだが、暗中模索のメンタルヘルスに対する一つの考え方として認識してもらえれば幸いだ。