「書籍 ICT」”インターネット” これからのバイブル

インターネットなしでは生活できない。
それほどまでにインターネットは生活を変えた。(月並み・・・)
デジタルネイティブ世代まで出てきて、これからこのインフラはもっとすごくなると誰もが思っているはず。
AIや5G通信、IOTとか、インターネットを中心としたICTの変化はすさまじい。
僕もデジタルネイティブではないにしろ、物心ついた時には自宅にPCがあった。
ゲームしたり、メールしたり、どこから仕入れたかわからないような闇サイトに友達とアクセスしてみたり、、、
gif画像まとめただけのサイトで大爆笑していたのも良い思い出だ。
このように当時はこのなんだかよく分からないけど、なんでもできるおもちゃに興味津々だったように思う。
さて本日ご紹介するのは、インターネット(村井 純著 1995)。
日本のインターネットの父と呼ばれる村井純の著作だ。
インターネットがない社会を体感していない僕は、それ以前の社会・空気感を想像するしかなかった。
当時はどんだけの衝撃だったんだろう。そんな疑問があり、ふと目に止まったのが本書だった。
内容は大体、察しがついていた。
ネット創始の苦労話とこれからのネットってこうなるよぉとかそんなんだろうと。
- いざ読み進めると、むむむ!!!難しい!!!と困惑。
90年代の話だからそんなに難しいことはないとか思ってたのにこれ現代の技術本より難しいんじゃないかって、、、
新書なのに途中で心折れそうになりましたよ。。。
- どうにかよちよち歩きで理解していくことに。
なんとなくわかってくると当時の苦難が浮き彫りとなる。
プログラミングにおいて日本語を入れられるようにすることでさえ、ここまで苦労したのかと。衝撃の連続。
えっ!?こんなこともやってたの!?それ法的に大丈夫なんですか。。。。とか整然と書かれた文章なのに結構ファンキーな内容が書いてあってそのギャップににやけてしまった。
- 執筆は1995年、インターネット黎明期であるにも関わらず、2018年の現在をほぼ予測している。
村井純さんだからこそできるこの推察。
作った人の考えは絶対知っておいた方が良いと思う。
苦難・変遷・未来が描かれている本書はインターネット発展に関わる今後の世代にとってのバイブルだと感じました。
◇リンク
(村井 純著 1995)
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