「私生活 トレーニング」ジムにいくとよくいるタイプ

「私生活 トレーニング」ジムにいくとよくいるタイプ

僕はトレーニングが好きだ。

ベンチプレス70kgを10回4セット程度なのでガチ勢ではないにしろ、それなりに楽しんでやっている。ちなみに身長は165cmほど。

僕は高校時代、それなりに実績のあるバスケ部にいた。

そこではLAレイカーズでトレーナーを務めた経験を持つ人がトレーナーとして色々教えてくれたんだ。

また理学療法士と仲が良いこともあり、勉強に付き合っていた経緯から人体構造にまで詳しくなってしまった。むしろその辺の理学療法士より偏った知識をもってしまっている。

こういう経緯から、貧弱じょせふもフォームや筋トレには比較的詳しい。

ぼくはいまでもジムには通って健康維持に努めている。


さて、最近引っ越したためジムを変えたわけだが、ジムに生息するイタい人が多かったのでここでまとめてみようと思う。今回発見したのは4パターンだ。

  • ジムにとり憑くメデューサ

◇タイプ:自己顕示型

◇出現頻度:非常に多いタイプ。ポケモンで例えるならばイシツブテ程度。

◇外見:年齢はバラツキがあり、とかく男性に多い。

◇行動:自分のキャパシティを無視してとにかく重量を上げることにカタルシスを持つ。

フォームは基本的に間違っており、身体の効率的なサイズアップが見込めないばかりか、身体を壊しがち。

例えばこのタイプは肩を上げてサイドレイズをやり始める。

サイドレイズとは、両手にダンベルを持ち、水平にあげるトレーニングだ。

伝わるかな….w↓こんな感じでフンガーフンガーやるやつ。

サイドレイズはフォームに気をつけないと、肩が上がって僧帽筋(首)に負荷がかかってしまう。特に適正以上の重量でやると体全体に力が入ってこうなってしまう。

これでは正確に三角筋(肩)へ負荷を与えられないし、僧帽筋を鍛えるのにも非効率だ。

また無理をして自分の体でコントロールできない重量をやると筋や腱を痛めてしまう。(まぁこんな話はどうでも良い。)

◇生態:周囲を気にする仕草が頻繁。一度でも目が合ってしまうとこちらを意識しつつ、重量を上げながら執拗にアヘ顔を向けてくるぞ。力が抜けて自分も巻き添えを食らう。油断は禁物だ。

◇鳴き声:ふぉぅ。ふぉぅ。フォーーーーー!!

◇心理:おれ重いのやってるぜぇええふぉーーー!見てクレェェッェ

◇対策:ジムにとり憑くメデューサのような存在。目を合わせないように細心の注意を払おう。

  • 初老のガッチャマン

◇タイプ:自分に甘い型

◇出現頻度:サンドパン程度。2〜3回通うと1回は遭遇する。

◇外見:圧倒的に高齢の男性。色違いポケモンくらいの頻度で若い人にもいる。体型はは太い人にも細い人にもいる。

◇行動:マシンを使う際に何でもガチャガチャ音を立てて動かす。特に戻す際に力を緩めてしまうことが多い。

ちなむと、戻すときに力を緩めてしまうのは非常にもったいないのでやめた方が良い。せっかく大変な思いをして持ち上げたのに効果が半減してしまう。筋肥大において、特に重要なのは速筋を鍛えること。

持ち上げる動作をポジティブ動作、戻す動作をネガティブ動作と呼ぶ。

ポジティブの際は早く、ネガティブの際はゆっくりが一番効果的と言われている。

(まぁこんな話はいいんだ。説明したがりか!僕は。)

◇行動傾向:周囲を気にする仕草は皆無。うるさいという周囲の目線をさらりと回避する俊敏さを併せ持つ。身体中の毛穴から多量の汁を噴出させる。

◇鳴き声:ヒョっふ。ヒョっふ。※比較的乙女ちっくな鳴き声で周囲を魅了する。

◇心理:健康維持。健康維持。維持維持維持ぃぃぃぃぇぁぁあああ。

◇対策:うるさい・汗以外に害はない草食系だ。自衛のためイヤホンと使用前のマシン清拭を徹底しよう。なおこのタイプは使用後に自分でちゃんと拭いてくれることが多い。

  • ジムの無法者「占拠民」

◇タイプ:自己中心型

◇出現頻度:オーキド博士程度。地方によって大きく異なる。幸い僕のジムで現在確認が取れているのは2〜3人程度だ。

◇外見:男女どちらにもいる。特に20代前後の若年層に多い。見た目は明るく気さくに見える。

◇行動:一つのマシンに長時間滞在する。

しかし、あまりトレーニングはしておらず、一人で携帯をいじっているか、一緒に来た友達と遊びながらやっていることが多い。

汗はかかず比較的清潔。

◇生態:ジム界における怖いもの知らず。ガチムチがたむろするあの世界で幅を利かせている感を漂わせる。

たまに短気なマチョメンにひどく怒られ、来なくなることが多い。

◇鳴き声:無言。もしくは人語を流暢に話す。

◇心理:やっぱ。筋トレきついわ。疲れた。

◇対策:諦めて待つか、言うしかない。視線は効果が薄いようだ。

  • ラブの権化「バーサーカー」

◇タイプ:恋は盲目メルヘン型

◇出現頻度:夕方前を中心に続々と増え始める。毎回必ずそのタイプに出会う。

◇外見:4〜50代の男女。既婚者と思われる人に多い。

◇行動:ジム開催のプログラムへの積極参加(特にダンス系に多い。)とその後のアフターフォロー、次回へ繋げ徐々に取り入っていく。

過去に私が追跡していたラブバーサーカータイプの男女。最初は私も参加していたバスケのプログラムで知り合う。

毎回挨拶してるシーンを見かけ、ついに一月後にはいちゃついていた。

不純だ。

◇生態:欲が強く、プロポーションの改善に取り組む目的でジムに来ている。そのためかプログラムのみではなく、ランニングマシン系の利用が多い。

またプログラムで関わった異性を見つけると一目散に寄っていく。

ある程度の年齢になると男女ともに攻撃的になっていくようだ。

◇鳴き声:こんにちは。連絡先教えてください。

◇心理:危険な恋がより燃える。

◇対策:度を超えなければ無害。観察と追跡をしていると、面白い展開が期待できる。要チェック。


今回は4パターンを例に取った。今後ももし発見すれば追記していく。

もし読者の皆様の中でこんな人がいたという話があれば是非お教えください。