「初心者サーファーへ」波に押される感覚の理由とは

こんにちは。
昨日に引き続き、サーフィンの話題です。
適当にお絵描きしてたらそれっぽいロゴができましたのでサムネにしてます。笑
サーフィンを始めて1年の雑魚サーファーが最近あることに気付きました。
波に押してもらうって理屈はどういうことなのか。
感覚ではなく、ちゃんと論理としてわかりました。
まず見つけるまでの経緯を軽く書かせてください。
そんなことより結論!って方はこちらから下に飛んでください。
僕も苦労しました。
調子乗ってショートボードに手を出したがために苦労の連続。
最初はマジで乗れずに本当つまらなかったです。
周囲のベテランサーファーを横目にただの浮遊物として、1年過ごしてきました。
一人で始めて、今も一人なのでよくモチベーション続いているなと我ながら感心。
理屈がわかった。
やっと波に押してもらうというイメージができました。
僕はどちらかと言うと理屈を重視する。
サーフィンにしろ何にしろ、新しく覚える時には
”なんでそうなるのか。”っていうのを理解したい。
これがわからないと頑張る方向がわからないので、上達しにくいと思うんです。
例えば、サーフィンのテイクオフ。
サーフィンで最も挫折しやすいとこ。
これできなきゃ楽しくないのに、難しい。
ネットを見ると、
正しいフォームやパドリングなんかは情報がたくさん出てくる。
でも、肝心の波に押してもらうことについてはなかなか納得できるサイト出てこなくて。
よく、波に追いつくようにとか言いますが、僕は納得いきませんでした。
苦悩。なんで波でボードは進む?
頑張ってパドリングしたって、波が近くなると引き寄せられるんだから、勢い付けたって乗れなくない?
足がつく浅瀬で、
走って勢いをつけみても乗れませんでした。
ってことは絶対パドリングしても乗れなくね?
じゃあ上手い人はなんで前に進むのだろう。
波って波長だから上下にしか向かってないんでしょう?
じゃあ重力?これも違う。
僕の結論:波には”押してくれるタイミング”がある。
上下っていうのは僕の勘違いでした。
下記にイラストとともに、理屈をつらつらと書いてます。
僕と同じように悩むビギナーサーファーへの助けになればと思います。
サーフィンのコツ〜波に押してもらうとは〜
波押しとはどういうことなのか。
僕と同じように悩んでいる人に向けて、情報共有します。
僕はこれを理解してから、
ほぼ毎回乗れているので考え方は間違ってないはずです。
波の2パターン
波には、サイズと関係なく、乗れる波と乗れない波がある。
当たり前ですがこの認識が大事。
乗れない波に乗ろうとしても、
疲れるだけで乗れません。
ではそれぞれ説明していきます。
具体的にどういうこと?
波にもボードを押す準備が必要なのです。
準備ができてない波は、たとえ大きくても乗れません。
乗れる状態とそうではない状態があるのです。
この状態の違いは波の力の方向にあります。
波の断面図のイラストをもとに説明します。
右側を岸、左側を沖としてみてください。
- 乗れる波
乗れる波とは、頑張らなくても乗れる波。
意図しなくても岸側へ流してくれます。
形はあと少しで倒れてきそうな形状です。
この状態の波は岸方向に力のベクトルが向いています。
なのでこの状態の波に合わせられれば、必然的にボードは前に進みます。
なお、勢いは波が崩れ、岸に向かうに連れ小さくなります。
そのため崩れそうな一瞬を狙うのが一番良いです。
パドリングで波に追いつく、というのはこの倒れる瞬間に合わせるということです。
この状態になりそうな波が近づいてきたら、
無理にパドリングせず、波に備えましょう。
- 乗れない波
一方、乗れない波は、倒れそうな気配のないもっこりと膨らんでるだけの状態です。
こいつはどんなに大きかろうが、ショートボードでは乗れません。
なぜなら、この状態の波は主に上方向に力のベクトルが向いているからです。
当然上方向に力が向いているので、どんなに頑張ったって前に押してくれません。
これが浮遊物となる原因。
ロングボードならいざ知らず、ショートでこの状態の波に乗ろうとしても無駄です。
波の力が前に向いてないので、パドリングをしても波に引き寄せられてしまうだけ。
”波に押してもらえます。”
乗れる状態の波にタイミングを合わせられれば、
物理的に押してもらえないということはないです。
それでも勢いにうまく乗れない方。
安心してください。
上のことがわかった時点で次のステップに来てます。
この改善は簡単。
予想される症状
おそらくこの二つのどちらかに当てはまるはず。
いずれもボードの中心に身体が合ってないことが原因です。
- 途中で先端がつっかえる・・・これは前に乗りすぎ
- だんだん遅くなる・・・これは後ろに乗りすぎ。
ボードの中心ってよくわからないですよね。
そこでどうしたら、毎回同じ良い場所に乗れるか考えました。
簡単なインチキ法
うまい人は何気なく乗ってますけど、ビギナーは難しい。
自分の身体を物差しにして、正しい位置がわかる状態にしましょう。
寝そべった体勢として説明します。
- 横方向
これは線(ストリンガー)があるので判りやすいですね。これはパッと見ればわかるので割愛。
- 前後の方向
下記の手順でいつもの位置を確認できるようにしておく。
- 水中で腕立ての姿勢をとります。
- すると安定する場所がある(=中心)。
- そのままボードに寝そべって、ポイントとお腹の重心があるところを合わせます。
- 次に手を伸ばしてボードの先を触ります。ここを覚えてください。
- 毎回、乗るたびに先端を触って④の手の目印をもとにスタンスを整えます。
位置の覚え方としては例えば中指の第2関節だなぁとか、ギリギリ届くあたりだなぁとかが良いのではないでしょうか。
このような手順で正しい姿勢を”明確に”しておきましょう。
この状態を保ちつつ波を待てば少なくとも、ボディボードみたいに滑ることは可能ですよ。
そして、大きな波に乗って勢いつけば、立つのはそんなに苦労しないのではないでしょうか。
僕もまだまだへたっぴですが一緒にサーフィン楽しみましょう。
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